幸福のアクセス権を広げよう
マインドフルネスのトレーニングを積んでいても、最初は、なかなか幸福が見つけられないかもしれない。
幸福はごくたまに見つかる、ものすごく繊細なもののように思える。
かなり慎重に、注意力を払って、ごくたまに、ようやく、ほんの少しだけ見つかるもの。
こういう意味で「幸福はシャイだ」という言い方は当たっている。
だけど、もっと優れたイメージを描くことは出来ないだろうか?
いや、できる。
幸福は海に似ている
マインドフルネスのいくつかの本にも書かれているとおり、幸福は「果てしなく広がる海」のようなものだという理解だ。
普段、僕らが「アクセスできていない」だけで、幸福は海のように、心のベースに広がっている。
そして、アクセスする訓練を積むことで、ときおり顔を覗かせる。
つまり、幸福を見つけるというプロセスは、
この「海」にたいするアクセス権を広げていくということだ。
このモデルでは
- 幸福を見つけるのには努力が必要
- 幸福はとてもシャイ (僕らのアクセス権が小さい場合は)
- 幸福は無尽蔵に存在する
という理解が、すべて同時に成り立つ。
優れたモデルを描こう
そして僕の考えでは
「より優れたモデル」は「より優れた成果」につながる。
幸福に対しても、より良いモデルを描くことで、より適切な方向に、諦めずに、地道に進んでいくことが出来ることだろう。