歩き方は変えられる 〜エネルギーが充填される「パワーウォーキング」のすすめ〜
結果から言おう。
僕が日頃から感じていた「速く歩けない」という問題は、
「歩き方を工夫する」ことで、劇的に改善出来た。
しかも、たったの1、2週間で。
あまりにも大きな変化なので、自分自身驚いている。
今では、悩んでいた頃とは逆に、以前よりもずっと「パワフルな歩き方」「体にエネルギーが充填されるような歩き方」が出来るようになってきた。
歩くことが本当に楽しい。
歩けば歩くほど、リラックスして、心地良くなり、頭が冴えてくる。
階段を登るのにさえワクワクする。
今では歩くことに対して、大きな感謝の念を抱いている。
歩き方は改善できる
「歩き方は、変えることが出来る」。
これを理解しただけで、僕らはもう、99%勝利したようなもんだ。
なぜなら普段、僕らは「歩き方を工夫する」という観点さえ持っていないはずだから。
だから「自分で工夫して、改善できる」と気付いただけで、ほぼ問題解決したようなものだ。
あとはただ、工夫を積み重ねていけばいい。
自分で歩き方を工夫する
歩き方にかぎらず、世の指南系の本には、なんだか文章がいっぱい並べられていて、
ことこまかに「正しいフォーム」とか「順序」とかが書かれているイメージがある。
だけど僕は、もっと大事なことがあると思う。
それは「心地良さ」とか「イメージ」を大事にして、自分の感覚を信じて、色々と工夫してみることだ。
情報はあくまで、おまけに過ぎない。サポート役だ。
落とし穴にはまらないためには重要だけど、最終的には「自分自身の工夫」に勝るものはないと思う。
特に人間の肉体というのは、ほんの少しの角度や感覚の違いだけで、まったく別の動きをするように出来ているらしい。
たとえ教科書通りにやっても、ほんの少しの動かし方の違いなどで、効果は全く変わってくるはずだからだ。
(もちろん、決定的間違えをおかさないために、情報収集も切実に大事ではあるのだけど)
歩き方の工夫のコツ
たとえば、次のようなことを工夫してみる。
- なるべく、自分が心地良く感じる歩き方を探してみる
- なるべく、自分がプラスのエネルギーを感じられる歩き方を探してみる
- たとえば、歩く時の足の角度を調整してみる (内側や外側に)
- たとえば、かかとから歩いてみたり、つま先で床を蹴ってみたりする
- 「体全体で歩く感じ」とか「軍人になったつもりで歩く」とか、イメージを工夫もしてみる
個人的な経緯
最近、半年ぐらい「歩きづらい」と感じていた。
「速く歩けない」「ただの徒歩が辛い」と思っていた。
色々と工夫をして、経過を見てみるけれど、やはり歩きづらい状態が続いた。
まだ30歳前半なのに、老人になったらどうなるんだろう、なんてことを思っていた。
人と出かけても歩くことが辛いし、すぐに疲れて座ってしまう。
これは、肉体に何が起きているんだろうと悩んでいた。
今思えば、僕は「歩き方」というものにすごく無頓着だった。
自分が歩きづらいのが、まさか歩き方のせいだなんて、思ってもみなかった。
「改善の余地がある」という発想さえ浮かばなかった。
パワーウォーキング
エネルギーを充填できるような歩き方。
そして歩き方自体を、工夫して改善していくこと。
これを僕はひそかに「パワーウォーキング」と呼んでいる。
実は世の中には、もとからこの呼び方、やり方があるということを、最近知った。
パワーウォーキングのメリットは、何と言っても、
簡単で、気持ち良くて、日常の中でそのまま実践できるところだろう。
ただ、普段の歩き方を変えるだけで良いのだから。
これが息を切らすようなスポーツだと、とてもこうはいかない。
定期的に時間をとって、着替えたりして、息を切らして、シャワーを浴びて、面倒臭さや苦しさにも勝たないといけない。
だからウォーキングというのは、ビジネスパーソン、運動嫌いの人や、面倒くさがりの人にはもってこいだと思う。