北風と太陽の法則 ( あるいは不安と受容の法則 )
心に不安がある時
普通、心はそれを抑え込んだり
逃げたりしようとする
(たとえ無意識でも、心はそう動いていることがはるかに多い)
喜びを広げるのは、もっと良いアプローチ
だけど、さらに良いアプローチは、不安と友だちになること
これを心理学だと「受容」って言ったりする。
すると案外、悪いやつじゃないんだな、ってことに気付く
具体的なトレーニング
ゆっくりとする
なにか不快さに気付いたら、心にスペースをつくるイメージを描く。
(少しだけ穏やかで、少しだけ深くて、少しだけ大きな呼吸をしてみる)
大事な部分。
「不快にさせる対象」そのものじゃなくて、
「自分の反応」を認識してみる。
そして、その「自分の反応」を受容してみる。
受容できたか、受容できなかったか、失敗と成功を理解する。
受容できたら楽になるはずだし、
できなかったらもっと苦しくなるかもしれない。
心がふっと楽になるまで、何度かチャレンジを続けてみる。
100回に1回ぐらいはうまくいくかもしれない。
うまくいかなくてもいい。ともかく、全ては練習だ。
注意
この需要のトレージングは、ちょっとだけ難易度が高めだ。
僕の実感としては、まずは、心のバランスが取れていることが大前提になる。
中級者向けだと言えるだろう。
受容のトレーングがうまくいかない場合は、基本に戻ったほうが良い。
「心地良さに集中する」
「呼吸に集中する」
「起きている現象をただ観察する」
など、よりベーシックな訓練をするのが良いだろう。