瞑想を日常の領域に広げる
フォーマルな瞑想の時間
まず最初は、1日の中で時間をとって瞑想を始めると思う。
日常での瞑想
これを日常の領域に広げてみる。たとえばこんな風に。
- 道を歩いているとき、足の裏の感覚に注意を向けてみる。
- 仕事で作業をしている時、空想で気がそれたら、注意を作業に戻す。
- 人間関係で悩みを感じた時、自分の思考や感覚を観察してみる。
日常での瞑想の領域を広げていく
だんだんと、この領域を広げていく。 「瞑想していない時間」をなくしてゆく。
全てが瞑想になる
だんだんと「瞑想」と「日常の瞑想」の区別がなくなり、日常を過ごしながらも、全ての時間が瞑想になる。
Q. 何の意味がある?
- 幸福や安らぎが、フォーマルな瞑想をしている時間だけのものではなくなる。
- 「もっと瞑想をしたいのに、日常が邪魔をして出来ない」ということもなくなる。何故なら、全ての時間が瞑想になり、瞑想の練習になるからだ。
- 大好きな瞑想が全ての時間で出来るなんて。
- 結局僕たちは、日常をより良いものにするために瞑想をする。ならば、日常で直接瞑想を実践してしまうのは幸福の近道のはずだ。
Q. 難しそう?
- 確かに、日常での瞑想は、フォーマルな瞑想より難しいと思う。
- 誰でも経験のないことを始める時は、難しく感じるものだ。
- フォーマルな瞑想と日常での瞑想、それぞれに「経験値」があるとイメージしてみよう。
- やりたくないならば、やらなくても良い。逆に「もっと多くの時間で瞑想をしたい」と思うなら、試してみても良い。
- フォーマルな瞑想をひたすらに続けて、それが自然に日常に溢れ出すのを待ってみても良い。やり方は自由だ。