瞑想の時間を伸ばすより回数を増やそう (「サンドイッチ・メソッド」)
時間を減らして回数を増やすメリット
- JOYを見つけやすい。コーヒーで言う「ファーストドリップ」を何度でも楽しめる。
- 集中力が高まりやすい。「終わり」と「始まる」を多く作ることで、欠乏の心理学が働く。
- 継続性が高い。毎回の瞑想が軽く、気楽にできるので、次もやろうと思える。
- 時間が出来る。瞑想以外のことに存分に時間を使えて、しかも集中力が高まった状態ですることが出来る。
中には長時間の瞑想を勧めている本もあるけれど、僕は最近、時間は減らして、回数を増やすやり方を気に入っている。
具体的な方法
1から100まで呼吸をカウントして、瞑想を終える。
「まだやり足りない」と思う時もあるけれど、呼吸100回でいったん瞑想をやめるようにしている。
これは、体に「100回で終わり」という感覚を刷り込ませるため。
そしていったん、他のことをする。
ブログを書いたり、本を読んだり、食事をしたり。
そしてまた、瞑想に戻ってくるのだ。
これが、本当に良いバランスで働いてくれている気がする。
たとえば瞑想の間にブログを書くと、頭はクリアな状態で書ける。
そしてブログを書き疲れたら、瞑想で脳を癒すことが出来る。
サンドイッチのように、パンと中身を交互に重ねていく感じだ。
(これが本当に美味い)
三角形のサンドイッチのイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや
時間を増やす? 減らす?
時間を伸ばしたほうが良いのか。
時間を減らしたほうが良いのか。
この問いには、科学的な答えが用意されているのだろうか。
僕はまだそういった研究結果を知らない。
(だから、自分で試して実感してみるしかない)
でもマインドフルネスのトレーニングが、ほぼ「運動」に近いとするなら、おそらく濃度の低い瞑想をするよりも、濃度の高い瞑想をした方が、はるかに効果が高いように思う。
そして濃度の高い瞑想というのは、いわば幸福度の高い瞑想でもある。
(特にトレーニングを積んだ人にとっては)
幸福で、継続できて、他の時間も出来る。
まさに一石二鳥な話じゃないか。
どちらか迷ったら
いちど試してみて、自分の感覚に聞いてみるのが良い。
瞑想のトレーニングを続けていれば、自分に問いかけることはうまくなっているはずだから。