カレンダーを消して生きる方法
あなたは
カレンダーの中にいるだろうか?
それともカレンダーが、あなたの思考だろうか?
ある時、僕は気付いた。
僕が時間というものを気にする時はいつも、カレンダーのイメージを、心に描いていることに。
完全に無意識におこなわれていた。
僕は時間というものの正体が、イメージだと気付いていなかった。
時間が明確に、この世界に存在すると思っていた。
そして、その時間の中に、僕というものがあると思っていた。
だけど、違った。
時間はイメージだった。
僕が思考に描いている、時間というイメージ。
これは生まれた時から繰り返し、条件付けによって強化されてきたものだと理解した。
だけど本当は
心のプロセスを詳しく観察すると、僕の思考が、時間を生み出している。
- 時間のイメージを、ほぼ無意識に思い浮かべる
- 時間という概念が出現する
- 自分が時間の「中」に存在ような感覚がする
全ては心の中で起こっていることで、イメージがなければ、時間も存在しない。
時間のない世界
時間を架空のものだと理解しながら、生きる世界。
こうしてまたひとつ、概念の呪いは解けてゆく。