マインドフルネスやってみた

瞑想で人生のレシピ作り

瞑想を長時間続けるのはやめなさい (ピークに敏感になろう)

大事なのは時間よりも質だ。
どちらか迷ったら、時間よりも質を優先しよう。

もし長時間の瞑想で質が落ちてしまうなら、時間を短くした方が良い。
その逆に、回数を増やした方が良い。

 

瞑想のピークをなるべく多く作り出そう。
ピークを何度も経験することによって、瞑想の経験値はグッと上がってくる。

 

瞑想関係の本にはよく、長時間の瞑想をする熟練者の話が出てくる。
だけどそれを初心者が真似しても、そのままうまく行くわけではない。
たとえばフルマラソンのランナーが42.195kmを走るからと言って、ビギナーにもそれが効果的な練習とは限らない。

 

それに、僕らの人生の時間は有限だ。
修行僧には多く時間があるかもしれないけれど、残念ながら、僕らにはそうではない。

 

だから時間にこだわるよりも、質にこだわろう。
全ての物事には始まりと終わりがあり、ピークがある。
それは瞑想も同じだ。

 

自分が感じる、一番良い時間で瞑想を終えるようにしよう。
たとえば心地良さや、集中力の高まりを感じているなら、まだ瞑想を終えるには早すぎる。
逆に眠くなったり、いちど落ちた集中力が戻ってこないようなら、瞑想を終えるのは遅すぎる。

 

瞑想のピークに敏感になると、すごいご褒美が付いてくる。
それは、頭が冴えることや、もっと瞑想が好きになれること、最高に心地良いこと、他のことをする時間が出来ることなどだ。

 

瞑想のピークに敏感になること自体が、自己洞察力を高めてくれもする。
なぜなら、自分の状態を観察しなければ、瞑想のピークは分からないから。