瞑想でリラックスできない人のためのコツ
コツ. 呼吸をコントロールする
呼吸をコントロールすると、とてもリラックスしやすい。
「体をリラックスさせよう」「心をリラックスさせよう」というアプローチより、ずっと簡単だし、効果がある。
呼吸はリラックスの基本であり、真髄だ。
「一番心地良いのは、どんなスピードの呼吸だろう」
「一番心地良いのは、どんなリズムの呼吸だろう」
「一番心地良いのは、どんな深さの呼吸だろう」
など、あなたが思うままに、試してみよう。
コツ. 心地良さを感じてみる
リラックスのコツは「心地良く感じる部分を探してみる」ということ。
それは呼吸でも良いし、体の感覚でも良いし、音や、温度や、景色でも良い。
「リラックス」と「心地良さ」はすごく似ている。
心地良さを感じられればリラックスできるし、リラックスしている時は心地良さを感じているからだ。
なので、心地良さを見つけるトレーニングをしてみよう。
(このトレーニングでは、練習するほど心地良さを見つけるのがうまくなる、こんなに美味しい話はない)
コツ. リラックスも練習だと理解する
瞑想の世界では、リラックスも練習するほどうまくなる。
偶然リラックスできるのでもなく、周りの環境だけが影響するのでもなく、
自分自身の状態をコントロールして、意図的にリラックス状態を作り出せるようになる。
だけど、必ずいつもうまくいくとは限らないし、再現性を上げるには、地道な練習は必要だ。
最初は100回に1回だけしか成功しないかもしれない。
だけど、たとえ99回失敗しても、その中の1回だけでも「あ、今いい感じ」という瞬間を見つけられれば大丈夫。
どんな失敗をしても経験値が上がるし、逆に、失敗するからこそ経験が溜まっていく。
だからどんどん失敗して「これでもない」「あれでもない」と、うまくいかないパターンを脳が理解していくのを待とう。
そして1回の成功体験は、宝箱を開けてアイテムを手に入れるみたいなものだ。
コツ. イメージを描いてみる
頭でいくら考えても、うまくリラックス出来ないことに、あなたは気付くかもしれない。
「頭で考えるリラックス」と「感覚でとらえるリラックス」は、本当に、まったく違うものだ。
なので、もし呼吸に余裕があれば、
「もし今、自分が一番リラックスできていたとしたら、どんな感覚だろう」
「もし今、自分が一番心地良くなるとしたら、どんな感じがするだろう」
と、イメージを思い描いてみよう。
ここで重要な事実は、イメージを思い描くのにも、成功する場合と、失敗する場合があるということだ。
逆説的に、リラックスが深まった時が、イメージングに成功した時。
何も変わらなかった時や、逆に緊張が高まった時は、イメージングに失敗した時だと言える。
イラスト
リラックスしている男の子のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや