マインドフルネスやってみた

瞑想で人生のレシピ作り

瞑想を続けるための最強のコツ ( ジョイ・オン・デマンド )

瞑想というとストイックなイメージがある。

だけど実は、「心地良さ」や「楽しさ」が、瞑想を続けるための、最大のカギなんだ。

 

僕はこのことを知らずに、1年間ぐらい、大損していた。

「こんな近道があったんだ!」と思った。


だけどあなたには、そんな遠回りはしてほしくない。

だから瞑想を始めたら、真っ先に「心地良さ」とか「楽しさ」を感じるトレーニングをするのが良いと思う。

 

 

(だって「楽しむ才能」を一番最初に見つけられたら、無敵だと思わないだろうか? )

 

やり方

 

  • いま、自分がが感じられる、すべての感覚の中で「もっとも心地良いもの」に意識を向ける
  • 心地良さが続く限り、その状態をキープする
  • 心地良さが感じられなくなったら、改めて「いま、もっとも心地良い感覚」にそれに意識を向け直す

 

ただ、ひたすらこれを繰り返すだけ。

「心地良さ」をうまく感じることさえ、最初は難しいかもしれないけれど、だんだんとうまくはるはずだ。

 

トレーニングを続けるほど、心地良さを感じる回数は多くなり、心地良さのレベルも大きくなっていく。

これは本当に「美味しいトレーニング」だ。

 

 

ターゲットはなんでも良い

 

心地良さを感じるターゲットは、本当になんでも良い。

 

たとえば、

 

  • 呼吸の心地良さ (もしくは、呼吸の中でも特に心地よく感じる部分)
  • 体の感覚 ( シャワーを浴びる時の肌の感覚とか、歩く時の足裏の感覚とか  )
  • 周りの環境 ( そよぐ風が心地良いとか、目に映る景色が綺麗だとか  )
  • 体験そのものや、クオリア ( カフェにいて本を読んでいる体験とか )
  • ここに存在している感覚 

 

特に好きな場所にいたり、好きなことをしていたり、体調が良い時は「心地良さ」を感じやすいだろう。

 

(あ、ちなみに瞑想は、目を閉じて座ってやらなくても良い。好きな時間に、好きな方法で意識をコントロールすることが、すべて瞑想になる )

 

コツはターゲットを固定しないこと

 

このトレーニングのコツは、心地良さを感じるターゲットを、固定しないこと。

 

たとえば「呼吸に心地良さを感じよう」と決めてしまったら、

呼吸が心地良く感じられない時に、心の戦いが始まってしまうと思う。

 

たとえば「音楽を心地よく感じよう」と決めてしまったら、

あんまり楽しくない音楽を聴いている時には、楽しさのレベルは下がってしまうだろう。

 

そうではなくて

「いま、自分が感じられる、すべてのものの中で、最も心地良いもの(あるいは、最もましなもの)」に注意を向けること。

 

 

いわばベスト1位を選び続けるわけだから、

必然的に、いつでも、何かしらのベストは見つかることになる。

 

効果

「心地良さ」を瞑想のコアに置くことで、本当に莫大なメリットがある。

  • 瞑想がどんどん楽しくなって、ずっと続けたくなってくる
  • 心に余裕が出来て、他のタイプの瞑想もやりやすくなる
  • 心に余裕が出来て、周りに優しくなりやすくなる
  • 心に葛藤が起こっても、心地良さのおかげで、持ちこたえやすくなる ( マイナスよりも大きなプラスがあればいい )

 

おすすめの本

 

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