朝専用の瞑想トレーニング
早起きできた日は、僕は起きてすぐに、瞑想をする。
普段から良質な睡眠がとれていて、睡眠負債がたまっていなければ、それで眠くなることもない。
だけどひとつ懸念があった。
瞑想というのは、ある種のエネルギーを使う。
だから平日に瞑想をすると、朝の大事な時間に意志力を使ってしまって、仕事に支障が出るんじゃないかということだ。
だけどこれは、僕自身が「瞑想=消費するもの」というイメージを描いているせいでもある。
瞑想の世界では、自分の描くイメージは、ほとんどそのとおりに実現されるからだ。
こういう時は、まるで逆のイメージを描いてみると良い。
カードの裏表を逆にしてみる。
朝は朝の瞑想
当たり前だが、朝は1日の始まりだ。
これが夜の瞑想とまったく同じだとしたら、不自然なんじゃないだろうか。
(いや、自分の好み次第で、まったく同じ瞑想をしても良いのだけど)
意志力が潤沢に残っている時間と、意志力が少ししか残っていない時間。
他、朝と夜ではあらゆる状況が違うのだから、瞑想の種類が変わってもおかしくない。
たとえば朝食と夕食で、同じメニューを食べる人は少ない。
それと同じで、瞑想の種類も、朝と夜とではメニューを変えてみると良いだろう。
(ただし、瞑想を始めたばかりの人は、メニューを考えずに、とりあえずトレーニングをするだけが良いと思う)
イメージの描き方
これは一例だが、次のようなイメージで瞑想をしたら良いんじゃないだろうか。
- 瞑想によって、回復するイメージを描く ( 睡眠で消費した部分のエネルギーを回復する )
- 1日の「回復のバリア」を作っているようなイメージを描く ( 朝の瞑想をおこなうことで、消費するのではなく、バリアを作って消耗を防ぐ )
- 今日、1日をどんな日にするか、イメージを描いてみる ( ただし、詳細にまで入り込んで、戦闘モードにはならないように )
参考
( SLEEP 最高の脳と身体をつくる睡眠の技術 )