「まずはシンプルな状態を作る」というルール
家に帰ってからおこなう物事の手順は、何かと複雑だ。
何から順番にやったら良いのか、途方に暮れたように感じることもあった。
順番が決まっていないことで、何かと落ち着きの無さを感じていた。
だけど、「シンプルな状態を作る」というチャンクで理解することによって、物事が一気にシンプルに進むようになった。
たとえば、
- 靴をそろえる、洋服を片付ける
- 手を洗う、髭を剃る、歯を磨く、入浴する
- 洗濯物があれば洗濯機を回す、洗濯物が乾いていれば取り込む
- 買い物をしてきた時は、すぐに適切な場所に整理する
- 部屋を片付ける、ゴミ箱を綺麗にする
- 翌日の食事を作っておく
- 毎日、寝る前にしている習慣、ストレッチなどをする
というようなことは、一見バラバラなことをしているようであって、実はすべて「シンプルな状態を作る」という単位にまとめることが出来る。
まずはシンプルな状態を作った後に、ブログを書いたり、瞑想をしたり、重要なことをすれば良い。
「まずはシンプルな状態を作る」という手順で物事を進めのは、先に投資をして、あとに大きく回収するようなものだ。
これを繰り返すことと、物事の状態がシンプルに保たれているから、メンテナンスのコストは日に日に下がっていく。
そして、さらにシンプルな状態を保つのが簡単になる。
ところで、なぜシンプルな状態が大事なのか。
それは、 マインドフルネスはシンプルな状態に宿るものだからだ。
雑然とした状態の中に、マインドフルネスは存在しない。