習慣づくりのコツ 「ベース習慣にトリガーする」
新しい習慣づくりをする時は、ベースとなる習慣に、他の習慣を混ぜ込んでいくのはどうだろう。
ボクコジンは、これは驚くほど効果が高く感じている。
今、自分が既に習慣化している行動。
1日の中で、絶対やっていること、何回もおこなっていることに、新しい習慣をトリガーしていくのだ。
たとば僕は最近、
「Kindle で日本語の本を読む前に 英語の本を開いて読む」
という習慣づくりを始めてみた。
シンプルに聞こえるだろうが、これが効果てきめんだった!
メリット
トリガーの回数が多い
既に根付いているベース習慣の回数だけ、トリガーが引かれる。
絶対に忘れない
もしくは、忘れていてもリカバリーが効く。
10回中で4回は忘れてしまっても、あとの6回覚えていればOKだ。
(だんだんと忘れる回数が減って、習慣が根付いていくだろう)
そもそも「1日に何回腕立て伏せをする」というような、普通の習慣づくりの最大のネックは「やるのを忘れてしまう」ことだ。
やるのを忘れることを繰り返すうちに、だんだんと習慣づくりをしようという意識が薄れて、習慣づくり自体を忘れてしまう。
この落とし穴はものすごく大きい。
だから「ベース習慣にトリガーする」のが良いのだ。
タイミングを考える必要がない
新しい習慣づくりのネックは「いつやるか」ということだ。
タイミングを考えるだけで、かなりの意志の力を使って消耗してしまう。
だけど「ベース習慣」をトリガーにすれば、いつやるかという問題からは解放される
行動のハードルが低い
僕の場合、
Kindle をどこにでも持ち歩いて、よく本を読んでいる。
(実際には iPad Mini の Kindle アプリを使っている )
つまり、Kindleアプリで本を読むことが「ベース習慣」となっている。
それに加えて、同じ Kindleアプリ で日本語の本も英語の本も読めるので、ものすごく「新しい習慣」にスライドしやすい状態だ。
ベース習慣と新しい習慣の組み合わせは、最適なものを選ぶべきだろう。
(この組み合わせ次第で、新しい習慣が根付く可能性はグンと変わるかもしれない)
失敗例
僕はよくブックカフェに通っていたので、
「ブックカフェで最初に開くのを、英語の本にしよう」というルールを決めたことがあった。
だけど、これは失敗だった。
トリガーの回数が少ない
ブックカフェに行くのは、多くても1日1回だけ。
その1回のチャンスを逃したら、もう英語の本を開くチャンスはない。
ベース習慣の選択ミス
「ブックカフェに行く」というのは、根の弱い習慣だった。
僕がブックカフェに通うのをやめたら、必然的に、英語の本を読む習慣もなくなってしまった。
+ 小さな習慣
ちなみに、英語の本は「1センテンスでも読めば目標達成」としている。
なぜなら、新しい習慣作りをする時にいちばん大事なのは「習慣を根付かせること」だからだ。