マインドフルネスやってみた

瞑想で人生のレシピ作り

問題解決に役立つ「生産的瞑想術」 ( DEEP WORK - 大事なことに集中する )

なんとなく、瞑想は思考は相性が悪いんじゃないかというイメージがないだろうか。

無に近づいたり、思考を受け流していくのが瞑想だというような。

 

だけど必ずしもそういうわけじゃない。

瞑想をしながら、思考を味方につけることも出来る。

 

「ディープ・ワーク」という本には「生産的な瞑想の方法」が紹介されている。

この本を読んで僕は、瞑想で積極的に「考え事」をするのは間違ってなかったんだと改めて感じた。

 

f:id:yumainaura:20171221001225p:plain

具体的な方法

- 瞑想をしながら、ひとつのテーマについて考える

- テーマから気がそれたら、またそのテーマに意識を戻す

 

たったこれだけだ。

あとは僕ら人間の偉大な能力「思考」が、全てを取り計らってくれる。

 

ずっと長い間、答えが出ないことがあるかもしれない。

だけどその時も、焦らずにひとつのテーマについて考えてみる。

 

コツは「テーマを与えること」と「心を遊ばせること」の両方をおこなうこと。

(テーマを与えすぎると頭がパンクするだろうし、心を遊ばせすぎると答えに近づくのが遅くなるかもしれない)

 

何が違うの?

瞑想をしながら考えると、なぜ良質な答えが出やすいのだろう?

普通に考えることとは何が違うんだろうか?

 

それは、

 

- 心理的に落ち着いた状態で考え事が出来る

- 答えが出ない時間にも耐えられる ( その間も、脳はずっと働いている )

- ひとつのテーマに大して明確に問いかけるので、思考の試行回数をはるかに多くできる

- 日常の中で普通に考えると、ノイズが多く、他の物思いに気をとらわれがち ( 長い時間をかけて答えが出ることはあるかもしれないが、たぶん、かなり遠回りだ )

 

というようなことだと思う。

 

どんなテーマを与える?

いま、自分が特に問題を感じていることを。

「テーマなんて思い浮かばない」という時は、まずは「テーマが思い浮かぶのを待つ」ために、瞑想をしてみても良いかもしれない。

 

たとえば僕の場合は最近

「仕事でのチームへの貢献の仕方について」

「シンプルな状態とはどういうものか」

「ブログは一体、誰のために書くのか」

というようなことをテーマに、瞑想をしながら考えたりした。

 

こうやって問題を箇条書きにしてみると、なんだか単純だが、心が感じているものははるかに複雑で、切実に「解決」を求めていたのだ。

 

瞑想にはいろいろな種類があるけれど、特に人生で何か問題を感じた時は、瞑想で「ディープ・シンキング」をしてみると良いかもしれない。

 

参考

こちらも参考になる本だ。

 

「マインドフル・フォーカシング:身体は答えを知っている」

 

f:id:yumainaura:20171223114954p:plain