瞑想を継続するコツは「楽しむ」こと
それは、ありきたりだけれど「楽しむこと」だ。
え、それが出来れば無理もないって?
身も蓋もない話だと思うだろうか。
おっしゃる通り。
だけど瞑想のトレーニングを続けていると「楽しむ能力」が上がってくる。
瞑想をすることで楽しむ力が身につくし、楽しいから瞑想をもっとやりたくない。
いったんこのサイクルに入ってしまえば、あとはこっちのものだ。
あとはどうやって、最初に「楽しむ方法」を見つけるか。
(ちなみに瞑想の経験値が上がってくると、読書とか、運動とか、その他のことも「好きになるコツ」が分かってくる。これは美味しいオマケだ)
自分の好きな瞑想を見つける
瞑想を続けるコツは「心地良い」とか「楽しい」とかいう感覚を、早めに見つけることだと思う。
僕の場合、幸いにも瞑想の最も基本形の「呼吸に注意を向ける」というやり方が、一瞬で気に入った。
でも人によっては「瞑想してみたけれど、あまり良さがわからない」という人もいるみたいだ。
だから最初のコツは「好きなタイプの瞑想を見つけること」だ。
必ずしも「あぐらをかいて、目を閉じて、じっとする」というスタイルにとらわれなくても良い。
瞑想のエッセンス
瞑想というのは、つまりは「何かに注意を向ける」というのがエッセンスだ。
だから別に、音楽をかけても良いし、アロマを炊いても良い。
たとえば、歩きながら肌の感覚に注意を向けても良いし、カフェで座りながら目を閉じても良いし、筋トレをしながら体の感覚を意識しても良い。
自分の好きな場所で、自分の好きなやり方で、一番好きな感覚に注意を向ける。
それが瞑想を楽しむコツだと思う。
長年瞑想を経験している「ジョイ・オン・デマンド」の著者も「まずは最初にジョイを見つけるべきだ」と語っている。
瞑想というと、ストイックなイメージがあるけれど、それには全然とらわれなくて良い。
ちなみに僕の場合
主にこんなタイプの瞑想をしている。
- あぐらをかいて座りながら目を閉じる、フォーマルな瞑想
- 眠る前に全身をリラックスさせて、心地良い感覚を感じてみる瞑想
- カフェで座りながら、目を閉じて音楽や、人のざわめきに心を委ねる
- 読書をしながら、本の内容に注意を向ける、集中力のトレーンング
- 家で座りながら、音楽を聴いて、音の世界にひたる
- 歩きながら、風がそよぐ心地良さを感じ取る
- 筋力トレーニングをしながら、体の熱くて気持ち良い感覚に注意を向ける
瞑想はフリースタイルだ。
自分のレシピを作ってみよう。
自分好みの食事はきっと美味いはずだ。