瞑想すればするほど瞑想との付き合い方がうまくなる
瞑想には本当に良い特徴がある。
それは瞑想をすればするほど、瞑想自体との付き合い方がうまくなるということだ。
「瞑想がうまくなる」ことは当たり前だ。
だけどそれに加えて「瞑想との付き合い方」がうまくなる。
メタ瞑想
最初に瞑想を始めたころは、まずは瞑想すること自体への疑いや、焦りが生まれてくるかもしれない。
「こんな瞑想に何の意味があるんだろう(疑い)」
「瞑想を続けてるのに、全然心をコントロールできない(無能感)」
「きっと他の人はもっとうまく瞑想が出来るんだろう(比較)」
「瞑想で一刻も早く苦しさから逃れて、幸福に近づきたい(一体どれだけ努力すれば良いんだろう)」
などなど。
だけど瞑想を続けるうちに、次第に心に余裕が生まれてくる。
「瞑想に意味があろうとなかろうと、どちらでも問題ない」
「さっき、頭が雑念でいっぱいだったけど、別に大きな問題じゃない」
「時間をかけてゆっくりと、少しずつ幸福に近づいていけば良い」
このようにメタ的な「余裕」が生まれてくると、好循環のサイクルに入ったと言える。
まさに富める者はさらに富む世界だと言える。
しかもこの世界の門は、無料で誰にでも開かれている。
瞑想を続けている人へ
以前よりも「瞑想すること自体」への疑いが、弱まってきていないだろうか?
もしそうなら、それはとても良い傾向だ。
僕らは多くの場合、ほんのすこしずつ、ゆっくりと幸福に近づいてゆく。
瞑想をするということは、生涯をかけて、少しずつ人生の基礎を作っていくということだ。