アスリートみたいにエネルギー管理しよう 〜ピカピカのグリーンの話〜
エネルギー管理の世界では「小さなこと」が「大きなこと」だ。
「取るに足らないようなこと」が「重大な兆し」だ。
なので自分のエネルギー状態は、観察しても観察しすぎということはない。
最初に見える火は小さくても、燃え広がれば大火事になる。
たとえば、エネルギー100%の状態が、ピカピカのグリーンだとする。
(ちなみに、これを僕は「ザ・ブリリアント・グリーン」と呼ぶことにした)
ここに何らかの理由で、亀裂が入る。
そして僕らが「まだ大丈夫」と思っている間に、亀裂はだんだんと広がっていく。
もしくは自己洞察力が低くて、亀裂が入ったことに、まったく気付いていなかったりする。
そして気づいた頃には…。
重大なダメージが生じていたりする。
逆に、上手にエネルギー管理をする人は、
片手に「虫眼鏡」を、片手に「スパナ」を持っているみたいなものだと思う。
「観察力」が高いので、小さな亀裂でも、早い段階で見つけることが出来る。
そして心理的否認をせず「傷が入ったこと」を冷静に認める。
そして修理のためにスパナを使う。
つまり、必要な回復行動をとる備えが出来ているのだ。
たとえばスポーツの世界でも、
おそらく優れたアスリートほど、自己観察力が高く、大きな回復の手段を持っているはずだ。
自分のエネルギー状態に対して、常に「自己観察」と「回復の準備」
が出来ている状態。
僕らも「ピカピカのグリーン」を保つためには、アスリートみたいになる必要がある。
「エネルギー管理をしないこと」でもなく、
「ほどほどのエネルギー管理」でもなく、
「最高のエネルギー管理」をするのが良いと思う。
(その対価は、あり余るほど受け取ることが出来る)
ちなみにエネルギー状態を左右する要素も、複数ある。
なので「必要な色のスパナ」を持って
「適切な回復」をおこなうのが良いだろう。
なぜなら回復の種類が間違っていると、適切な回復が出来ないからだ。
たとえば「心理的回復」「睡眠」「運動に寄る回復」「呼吸で平静さを保つ」「血糖値を乱さない適量の食事」などという種類が考えられる。
ちなみに複数の回復を同時におこなったり、相互に関連付けることも出来る。
たとえば、運動をしながら呼吸を整えることも出来るだろうし、
歩きながらぼーっとして頭を休めることも出来るだろう。
瞑想は心理的回復にも、睡眠時を快適にするのにも役立つだろう。
この「エネルギー管理のレベルを上げる」という話は、
ダメージに対してビクビクしたり、動揺したりするのとも違う。
エネルギーの状態に、単に動揺して、必要な回復をおこなわなければ、
むしろダメージを広げるばかりだ。
アスリートみたいに、
片手に「高い観察力」を持ち、片手に「様々な回復手段」を持って、それを適切に使っていくこと。
こうすることで、僕らはピカピカのグリーンを守ることが出来るだろう。
たぶん、多くの人が完全に忘れてしまっている状態。
「エネルギーが最高の状態にある」というのは、僕ら人間にとって、ものすごく大きな喜びだと思う。
ちなみに僕自身と言えば、まだこのグリーンに、ほんのすこしアクセス出来るようになったばかりだ。
だが今までの人生でほとんど感じたことがなかったような、エネルギー状態の改善と、清々しさとを感じている。
参考
エネルギーに関して
動物的なエネルギーに関して
瞑想に関して