ビギナーズマインドを育てよう
マインドフルネスのトレーニングに慣れてくると、
技術面は向上するけれど、ビギナーズマインドが低下してくるかもしれない。
つまり「慣れてきて、初心を忘れる」という現象が起こる。
武芸やスポーツと同じで、マインドフルネスでもこれが中級者の罠だと思う。
だけどマインドフルネスの良いところは、
この「ビギナーズマインド」さえ、ひとつのスキルとして育てられるということだ。
やってみよう
具体的なやり方としては
「まるで、初めて呼吸するかのように、呼吸してみる」
「はじめてマインドフルネスを実践するみたいに、実践してみる」
「可能な限りマインドフルな、喜ばしい呼吸をしてみる」
これは「今まで使っていなかった筋肉を使う」みたいで、ちょっと難しく感じるかもしれない。
だけど新しいスキルを身につけるときは、必ずもどかしさや、うまくいかない感じを覚えるもんだ。
だけどマインドフルネスの基本的な技術を身に着けた後であれば、きっとこれも「練習次第で伸ばせるスキルだ」と理解して、ビギナーズマインドを伸ばしていくことが出来るだろう。
意識的な訓練をしよう
初心者の頃は、新鮮な気持ちで、自動的に「ビギナーズマインド」が訪れたかもしれない。
だけど中級者になった後は、意識的に「初心を取り戻す訓練」をしていくのが良いと思う。
意識的な訓練で、心の能力は伸ばすことが出来る。
これがマインドフルネスの基礎的な理解なのだから。