自己啓発は役に立たない、そんなことより瞑想しよう

自己啓発が好きな人、ごめんなさい。

 

これからするのは、
自己啓発は役に立たない」
「それよりもっと優れた方法がある」

という話。

 

自己啓発は役立つことも役立たないこともある


僕自身、自己啓発の本は昔によく読んだ方だ。

 

そして、
自己啓発は役に立つこともあるし、立たないこともある」
というのが正直な感想だ。

 

自己啓発は自分の人生にとって、トータルではプラスになったと思っている。

 

だけど自己啓発というのはは本当に、
心に響く時と、響かない時の差が激しい。

 

心が洗われるように感じることもあるし、

逆に、本を読めば読むほど、つらい気持ちになることもあった。

 

これは自己啓発というのが、完全に「言葉の世界」で構成されているせいだ。

実践を伴わない、知識だけの世界で。

 

自己啓発を役立てられる人、役立てられない人

 

自己啓発が役に立つ人というのは、ある程度、「心の基礎」が出来ている人だと思う。

 

たとえば本に書いてあることはひとつでも、僕らの心の受け止め方は様々だ。

知識をうまく受け止めて有効活用できる人もいれば、出来ない人もいる。

 

自己啓発のベストセラーで
「思考は現実化する」というものがあるけれど、
それはあくまで、心の基礎が出来ている人の話じゃないだろうか。

 

なぜなら、頭ではポジティブシンキングをしているつもりでも、
実は心はネガティブに反応していたりするからだ。

(無理矢理なポジティブシンキングが辛いのは、そのせいだ)

 

自己啓発のコンセプトは落とし穴


だけど、自己啓発にはそもそも、決定的な落とし穴がある。
それは、よく言うように「読んだだけで満足して終わってしまう」ということだ。

 

「実践が大事」だと心がけても、あまり意味はない。

なぜならすぐに飽きて、やめてしまうから。

あとは、行動には働きかけても、心に直接働きかけるアプローチではないから。

 

 

たとえばスポーツでいうと、
「スポーツの本」を1時間だけ読んで、まったく練習をしない選手とか、1日だけ練習をしてやめてしまう選手。

そんな選手が上達できるだろうか。

 いや、出来ない。

 

自己啓発に圧倒的に足りないのは
「練習して上達する」というコンセプトなのだ。

 

心のトレーニングは上達する

 

スポーツと同じで、心の世界でも、上達するためには練習が必要だ。

 

1時間やって、覚える。

100時間やって、上達する。
1000時間やって安定する、という世界。

 

だけどこれは逆に言うと

「トレーニングだから、練習すればするほど上手くなる」という話でもある。
 


では、どうやって「心の練習」をすれば良いかというと、
それが最近話題になっている「瞑想」や「マインドフルネス」だと思っている。

 

ところで自己啓発とは違って、瞑想には由緒正しい歴史がある。
仏教だけに限らず、宗教を問わずに、人類が数千年の昔から実践してきた「心のトレーニング法」だ。

 

だからというわけではないが、僕自身の実感としても、

「頭で考える自己啓発」と「具体的なトレーニングをする瞑想・マイドフルネス」には圧倒的な差を感じている。 

 

瞑想のアプローチ、自己啓発のアプローチ


瞑想やマインドフルネスが、自己啓発のアプローチと全く違う点は、
「練習をして、上達する」という点に尽きると思う。

 

ひとつは「練習をせずにうまくなりたい」というアプローチ。
ひとつは「練習をしてうまくなる」というアプローチ。

どちらが理にかなっているかは、自明だろう。

 

運動をしないと体は強くならないのと同じように、
練習をしないと心を安定させることは出来ない。

 

僕らのほとんどは「心のトレーニング」をする習慣がないから、
トレーニングを始めるだけで、劇的な効果があると思う。

 

ちなみに僕の場合は、始めてからすぐに良さを実感して、病みつきになった。

 

おすすめの本

具体的なトレーニングを始めるには、何か一冊本を買ってみて、一番簡単なトレーニングをやってみるのが良いと思う。

(ちなみに、呼吸に意識を集中させて、意識が逸れたら呼吸にまた注意を戻す、それを繰り返すだけ。これがけっこう難しい)

 

瞑想の本には分かりにくいものが多いので、
「マインドフルネス」と題された本のほうが、理解しやすいと思う。

 

僕のおすすめの本は「マインドフル・ワーク」「サーチ・イン・サイド・ユアセルフ」「ジョイ・オン・デマンド」などだ。
(特にエンジニアなど、理詰めで物を考える人には向いている)

 

世界の本棚の80%
 

本当に、世の中は自己啓発の本で溢れていると思う。


「これを読めば幸福になれる」
「これで人生が180度変わる」
というような本は本屋にぎっしりと並んでいる。

 

もしそういったタイトルが真実なら、自己啓発書の出版数の分だけ、どんどん幸福な人間が増えて、
政府は多くの補助金を出していても良いはずだ。


だけどそうじゃない。
瞑想を実践している今なら分かる。

 

世の中の自己啓発書は全て、
「思考」っていう、そのままでは役立ちにくい、20%のために書かれている。

 

だけど重要なのは、自分の意識のトレーニングをしたり、訓練で集中力を身につけるという、ベースにある80%なのだ。

 

瞑想で読書は役立つ

 

と、ここまで書いたけれど、実は僕は瞑想を始めて、逆に「読書」は非常に役立つと実感している。

 

心が安定して、意識がトレーニングされた分だけ、本の内容がすっと心に落ちてくる。
まったく別の角度で読書をするようになった。新しい世界を見ているような感じだ。

 

基本があってこそ、応用がある。

瞑想という大きなベースの上で、知識は初めて役に立つ。

 

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