瞑想のテーマを決めてみよう ( 言葉は恥だが役に立つ )
瞑想を続けていると、色々なタイプのトレーニングが出来ることが分かって、どんな瞑想をしたら良いか迷うかもしれない。
そんな時は、瞑想のテーマを明確に決めてあげるのが良い。
たとえば
- 体の感覚を観察する
- 感情を受容する
- 平静な心を手に入れる
- 何もしない
- ただ座る
- 心をただ遊ばせる
というようなテーマをひとつ、明確に決めてみる。
そうすると、心は自然とその方向を目指すことが出来るだろう。
(ちなみに「テーマを決めずに瞑想をする」というのも、ひとつのテーマだ)
ここで「言葉でテーマを決めること」を恐がらないで良い。
瞑想と言葉は反するもののように思えるかもしれないが「瞑想のテーマを決める」ことにかけては、言葉はとても役に立つ。
これはいわばキャッチフレーズみたいなもので、心がどこに向かえばよいか分からなくなった時、言葉がすぐに、向かうべき方向を思い出させてくれる。
(それが言葉というものの、本当に良いところだ)
テーマの決め方
たとえば、心がせわしなく落ち着きがない時は、まずは平常心を取り戻すのが良いかもしれない。
たとえば、ものすごく調子が良い時は、集中力を使うテーマにチャレンジしても良いかもしれない。
たとえば、眠くて仕方ない時は、集中することは諦めて、眠気に意識を向けてみても良いかもしれない。
このテーマは瞑想をするごとに変えても良いし、5分ごとに変えたって良い。
もちろん順番を組み合わせたって良い。すべてが自由だ。
たとえば、スポーツの練習でも色々なパターンの練習があるように、瞑想の世界でも色々なトレーニングが考えられる。
自分が好きなようにメニューを決めることが出来る、自由度の高い世界だ。