マインドフルネスやってみた

瞑想で人生のレシピ作り

目を閉じて60回の呼吸で注意力を取り戻す

本当に眠くて仕方ない時に、10分眠るだけで、嘘みたいにリフレッシュした経験はないだろうか。

マインドフルネスのトレーニングには注意力を使う。 そして、注意力は消費するものだ。

いちど消費した注意力は、いったん回復させた方が良い。
スポーツだってトレーニングと休息を繰り返す。 マインドフルネスもそれと同じだ。

昼寝出来るならそれが一番良いが、街中などにいて、それが出来ないこともある。
そんな時は、場所さえ許せば「目を閉じて呼吸をカウントする」という方法がオススメだ。

方法

  • 落ち着いて座れる場所を探す。(カフェとかマクドナルドとか)
    • 周りから見て、恥ずかしくないようなポーズを取る。(腕を組んで、考え事をしているような感じとか)
    • 本格的に眠りこけて迷惑にならないように注意する。
  • 呼吸する回数を決める。(60回、120回、180回など)
  • 目を閉じて、ゆっくりと呼吸をカウントする。
  • カウントの前半は落ち着かない感じがするかもしれない。だけど決めた回数分、呼吸を続ける。
  • カウントも後半になると、だんだんとリラックスして、半分寝ているような感覚になるかもしれない。
    • うつらうつらして「本当に、体を横たえて眠りたい」と思うかもしれない。
  • だけど目を開くと、意外に意識がリフレッシュしていたりする。

一説によると、ちゃんとした睡眠をとらなくても、目を閉じてゆっくりするだけで、睡眠と同じ効果があるらしい。

カウント回数を決める理由

この方法では必ず、呼吸の回数を決めてカウントする。

なぜなら「何分でも良いから、ちょっと目を閉じよう」という方法だと、 「やっぱりリラックスできない」と思って、途中で目を閉じるのをやめてしまいがちだからだ。

これでは、リラックス出来るレベルまでたどり着くことが出来ない。

なので60回なら60回と回数を決めておいて、だんだんと自分の意識の状態が変わっていくのを見守ってみる。

ちなみになぜ60回の単位かというと、あくまで僕の場合だが、呼吸60回でだいたい10分が経過するからだ。 これなら、呼吸をするのと同時に時間も測れるので、時間を気にして目を開く必要もない。(待ち合わせにも遅れない)

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