マインドフルネスやってみた

瞑想で人生のレシピ作り

一番最初のマインドフルネスが戻って来ない場合

一番最初の体験

たとえば、

  • 人生で一番最初にできた友達
  • 人生で一番最初に気に入った音楽
  • 人生で一番最初に遊んだゲーム

って、どれも特別に感じないだろうか。

最初のインパクトっていうのは、すごく大きい。

コーヒーの思い出

これはマインドフルネスの世界でも同じで、人生で一番最初に体験した爽やかさや、心地良さや、感動は、すごく記憶に残りやすいものなんだ。

ちなみに僕の場合、一番最初のマインドフルネスの体験は、

  • 朝早く目覚めて、いつもより1時間早く出かける
  • チェーンコーヒー店でゆっくりとコーヒーを飲みながら、朝ごはんを食べる

というものだった。

f:id:yumainaura:20170514085256p:plain

これは本当に感動的で、今までの世界が、まったく違ったように見えてきた。

思い出の落とし穴

だけどこれは、ちょっと落とし穴だ。

なぜかっていうと、一番最初の体験を「これこそがマインドフルネスだ」と思いこんでしまうと、 その後、それとまったく同じような体験じゃないと「こんなの、マイドフルネスじゃない」って思ってしまわないだろうか。

最初にとらわれない

だけど、最初の体験にとらわれる必要はないと思う。

「最初と全く同じ体験をしたい」っていう気持ちは分かる。

だけどマインドフルネスっていうのは、世界には何ひとつ同じものはないし、全ては変わっていくということを、受け入れることでもあるから。

あなたが一番最初に感じたマインドフルネスは、たしかに印象的だったかもしれないけれど、 たまたま最初に「そう感じた」だけなのかもしれない。

マインドフルネスは形を変える

マインドフルネスの形は変わってゆく。
時間が経てば、また別の形のマインドフルネスが生まれる。

だから「マインドフルネスはこういうものだ」って頭で決めつけずに、そのときどきで現れたマインドフルネスを、大事にして、受け入れてみると良いんじゃないだろうか。