マインドフルネスやってみた

瞑想で人生のレシピ作り

1/100 ( 1個の正解と99個の間違え )

病気はこの世の中に、何万種類とある。 だけど健康は1種類だけだ。

( 健康の世界では「病気がない状態が健康」という定義がある )

これは心の世界でも同じだ。

落とし穴には100種類ものバリエーションがある。 だけど、心が健康な状態は1種類だけだ。

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マインドフルネスの実践は、時に難しく感じられるかもしれない。 どう張っても不幸が押し寄せてくるし、どこにも正解がないと思うことがあるかもしれない。

だけどマインドフルネスは、本当はとても簡単なことだ。 100個の中から、常に1個の正解を選べば良いだけなのだから。

膨大な知識をたくわえたり、全身の力を込めて頑張る必要はまったくない。 病気の知識がいくらあっても、健康になれるとは限らない。

大事なのは「どれが正解かを知っていること」と「それを選ぶこと」だ。

選び方がうまくなれば、まったくエネルギーを使わずに、心のバランスを取ることができる。

どうやって正解を選ぶ?

たとえば、僕らが外でランチを食べる時のことを考えてみよう。

無数の選択肢の中から、健康に良い食事を選ぶのは、まったくエネルギーは要らない。 ただ店の場所を知っていて、それを選べば良いだけだ。

100個の店の中から、1個の店を選べばいい。 もし健康になりたいのなら、僕らに必要なのは「選ぶ」ことだけだ。

好循環

  • 健康食を選ぶ。(選択)
  • だから健康になる。(実感)
  • だから次にも健康食を選びたくなる。(選択)
  • だから健康になる。(実感)

この好循環に入ってしまえば、加速度的に問題はたやすくなる。

何が正解?

たとえば僕の場合、

  • 心がふわっと、真ん中に浮いているような感覚
  • 呼吸がすごく自然で、やわらかく、心地良い感覚

を「正解」だと感じている。

僕らは普段、あまりに「言葉漬け」になっているけれど、正解を見つけるには、感覚の部分で判断してみる必要がある。

最初は難しいかもしれないけれど、言葉に汚されていない世界というものを、きっと見つけられるはずだ。

実践

ふわっとバランスをとることをイメージしながら、ゆっくりと瞑想をしてみてほしい。

「あ、今、心のバランスが取れた」という瞬間が、一度はやってくるかもしれない。

そいつは0.1秒で逃げていってしまうかもしれないけれど、日を追うごとにだんだんと、見つけるのがうまくなっていくはずだ。 (でも、焦らずに。見つけようとして頑張りすぎないように。ゆっくりやってみよう)

瞑想が、あなたの役に立つことを祈っている。