経験

オレオの「クッキー」と「クリーム」を区別できない話 ( あるいは妄想に溺れるドン・キホーテの話 )

森永のオレオは「クッキー」と「クリーム」に分かれている。 だけど実は僕らは、それが区別できていない。 ぐちゃっと、あいまいもこに判別している。 これはお菓子の世界じゃなく、心の世界の話だ。 ちなみにクッキーが「情報」で、クリームが「経験」だ。 …

マインドフルネスとディズニーランドの話 ( もしくは経験とビギナーズラックの話 )

新しい体験や、変わった体験は、 僕らを自動的に「体験モード」にさせてくれる。 たとえば、人生ではじめてディズニーランドに行ったら、きっとすべてのものが輝いて見えるだろう。 僕らはきっと全ての時間を「体験モード」で過ごすはずだ。 だけど同じディ…

10年ぶりに小説が読めるようになった話 〜「騎士団長殺し」 を読みながら〜

最近行きつけのブックカフェで。 少しずつ「騎士団長殺し」の前半を読んでいる。 毎回、読み終えたページに本の紐(なんて言うんだろう)を挟んで、店を去る。 そうすると次に来た日には、まだ同じページに紐が挟まれている。 だから毎回、僕は同じ本に出会う…

マインドフルネスとは ”世界を体験する技術”

マインドフルネスは「世界を体験する技術」だ。 どんな料理人も、最初から食材のニュアンスを理解できるわけではない。 どんなソムリエも、最初からワインの味の違いがわかるわけではない。 どんな音楽家も、最初から音の繊細さを聴き分けられるわけではない…

口に入れるたび味が変わるコーヒーの不思議さ

コーヒーは不思議だ。 口に入れるたびに、味が違う。 苦さが違う (舌のどの部分にコーヒーが触れるか、とか) 熱さが違う (淹れ立ては熱く、時間が経つと温度は変わるから) 自分の飲み方が違う (口に含む量とか、スピードとか) 自分の気分が違う (たとえば悩…

経験と幸福の関係性 〜「幸せをお金で買う」5つの授業〜

人は何故「経験」という、形の無いものにお金を払うのだろう。 それは「経験」の中にこそ、人生の意味が溶かされているからだ。 そして経験は最も、幸福の近くに住む。 僕らは経験を買っている ディズニーランドに行くのは、アトラクションに乗るためではな…

EとQ ( 体験モードと疑問モード )

心には体験モードと 疑問モードがある さっきまであった幸せが 通り過ぎてしまったように感じる時 僕らは疑問モードにある 僕らはだいたい、疑問モードで過ごしている たとえば、同じような景色があっても 体験モードのときもあれば 疑問モードのときもある …

奇跡はいつも僕らの横を通り過ぎている

僕たちが気付くか、気付かないかの違いがあるだけだ。 1日を終えて家に帰る途中、見える景色に対しての、1秒ごとの認識 街をゆく人たちや、変わる信号や、通り過ぎる車の、二度と同じになることはない組み合わせ エレベーターの階数表示が変わる瞬間 実は、…