マインドフルネスやってみた

瞑想で人生のレシピ作り

情報と信念

僕は本屋に入ると、気分が悪くなることがある。 その感覚を言葉にするなら「世の中に、こんなに自分の知らないことが溢れているのか」と思うと、圧倒されてしまうのだ。 「100万個もある知識や情報の中で、1個も知らない自分」が強調されて、自分が取るに足…

「禅を学ぶものにとっては、ほとんどの人にとってなんの価値もない雑草は、宝なのです」

「禅マインド ビギナーズ・マインド」より。 道端の雑草が美しいと感じる時 個人的な話だが、これは僕が瞑想を1年実践して、本当に体験した感覚だ。 何の比喩でもなく、精神的なたとえでもなく、本当に道端に生えている雑草を「美しい」と感じたことがある。…

「うまい棒」は存在する? 存在しない?

僕は1年瞑想を続けている。 そしてだんだんと「自分」という意識が薄くなってきたと感じている。 これは個人的には好ましいことだ。 なぜなら「自分」というものが薄ければ薄いほど、そのぶん悩みや苦しみも減るからだ。 (自我が薄くなってきたのにも関わら…

オレオの「クッキー」と「クリーム」を区別できない話 ( あるいは妄想に溺れるドン・キホーテの話 )

森永のオレオは「クッキー」と「クリーム」に分かれている。 だけど実は僕らは、それが区別できていない。 ぐちゃっと、あいまいもこに判別している。 これはお菓子の世界じゃなく、心の世界の話だ。 ちなみにクッキーが「情報」で、クリームが「経験」だ。 …

羽生善治が休日にするのは「ぼーっとすること」

日本で指折りに集中力がある人であろう、羽生善治をして、 休日にするのが「ぼーっとする」ことだという。 こいつは、すごい事実だ。 何度でも反芻したい。 って僕は思うんだけど、あなたはどうだろうか。 棋士の集中力 棋士というのは、常人とはかけ離れた…

「10進法は偶然の産物にすぎない」 ( 「脳を鍛える茂木式マインドフルネス」より )

僕らは「20代」とか「30代」とか、よく年齢を階層で区切る。 これがごく当たり前の考え方になっている。 「まだ20代だし、 ○○だよね」 「もう30代だから、○○しなければいけない」 なんてことを喋ったりする。 だけど、そもそもの起源をたどれば、20や30とい…

「瞑想は脳の基礎力を鍛えるためのベースメソッド」 (「疲れない脳をつくる生活習慣」より)

この言葉に納得した。 トレーニングの世界で、いちばん大事なのは基礎だ。 基礎がある人は、強い 運動でも、基礎練習を念入りにやれば、どんなスポーツにも応用が効く。 基礎能力が高ければ、いろいろな動きをうまくこなすことが出来る。 瞑想もそれと同じだ…

ベルギー心理学者が明かした、呼吸でストレスに強くなる方法 ( 「自分を大事にする人がうまくいく」より )

まとめ 特に強いストレスを感じているときには、思考への働きかけは効果が低く、むしろ逆効果になる場合が多い レジリエンスを働かせるのには、思考ではなく、体に働きかけるのが良い 体の状態を即効で良くするのは「呼吸」だ ( いつでも熱い風呂に入ったり…